昆虫百面相(7) オンブバッタ

ネズミ男 (タイトル)

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オンブバッタ 

【翅端まで】♂25ミリ♀42ミリ
【国内の分布】日本全土

 草地や人家周辺に普通に見られる小さなバッタである。

体の大きいメスが小さいオスをよくおんぶをしているのでこの名前が付いた。
しかし、オスがメスの背中に乗るのは、バッタの仲間の繁殖期に、普通に見られる行動で、オンブバッタに限らない。このバッタが、よく人目につくために付けられた名前であろう。

 オス同士はメスを巡って激しくあらそう、オスがメスの背中に乗りっぱなしなのは、一度交尾したメスをほかのオスに譲りたくないためである。

昆虫の場合、産卵直前の最後に交尾したオスの精子が卵と受精することが多い。

 背中の小さいバッタを子どもと思っている方もいるが、れっきとした大人のオスである。

 普通、バッタの仲間は、イネ科の草を好んで食べるが、この種は、イネ科よりも双子葉植物を好んで食べる、バッタの仲間の異端児でもある。

 顔のアップを撮って見て驚いたのは、目に緑色の格子模様があったことである。

目の格子模様は、目の位置をわかりにくくするためのもので、保護色を完璧にするために必要な模様なのであろう。

全身像
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