縄文の旅

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縄文のビーナス

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仮面の女神

これらの作品は誰のものと思いますか?

私は今度の旅でいろいろショックを受けました。その一つが、これらの作品です。

これらが、私たちの遠いご先祖の縄文時代の人たちが作ったものなのです。

小学校の社会科で縄文時代、弥生時代など習ったことがありますが、縄文時代は素朴な?幼稚な?縄の模様の土器しかなかったと教わりました。その縄の模様の土器の写真が1枚と縄文時代の人たちの暮らしを描いた想像画で終わりです。

その後、大人になっても、縄文時代のイメージはあの教科書に出ていた土器とイラストがず~っと続いていました。それは、今年の7月12~14日、2泊3日で、元の会社の友人たちと縄文の旅をするまで続いていた。

この友人たちは、会社に行くときに京王線を使って通勤していた人たちで、「京王線の会」という京王線のファンの会かい??と思われるようなネーミングの会である。

毎年暮れに飲み会をしていたが、前年、福島の会津に住む方の所に泊まりの遊びに行き、会津を旅したのをきっかけに、旅行に行く会になってきた。

今回は、「霧ヶ峰高原と八ヶ岳山麓の縄文王国」を尋ねる旅となった。

縄文というと、粘土でつくった土器に縄をつかって、文様を描き、たき火で焼いた縄文土器が有名である。
16000年前から3000年前の時代で、石器時代で狩猟採集を中心にした暮らしをしていた時代である。

日本各地でその遺跡が見つかっているが、山梨県、長野県で多くの遺跡が見つかっている。

今回は諏訪湖の民宿に宿を取り、有名な縄文の遺跡、博物館を訪ねた。

私は理科系の人間で、社会科、歴史などはあまり興味も無く、よく知らないことばかりだが、縄文土器も縄の模様の特徴だけの魅力のない土器ばかりと思っていた。

それが、博物館巡りをしているうちにその思い込みのイメージ、小学校以来の縄文のイメージが、ガラガラとぐずれ去ったのである。

そして、縄文人の豊かな芸術的感性に驚き、その驚くべき作品に度肝を抜かれたのである。

尋ねたのは、釈迦堂博物館(中央高速の釈迦堂PA内にある)、南アルプス市ふるさと文化伝承館、北杜市考古資料館、井戸尻考古館、平出遺跡、伊那市創造館、金生遺跡、尖石遺跡などである。

最初の写真は縄文のビーナス(国宝)でいわゆる土偶であるが、土偶にしてはかなり大きい。

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これはその後ろ姿。

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これは横から。

これは、ピカソもびっくりな芸術的作品ではないか!! 縄の模様の土器しか作っていなかったと思い込んでいたものにとっては、かなりびっくりの芸術的作品ではないですか。

仮面の女神だって凄い!と思った。稲作がまだ伝わってきていない時代で、狩猟採集でまいにち食べ物のことで追われ、一日を過ごしていた人たちにとって、のんびり時間をかけてこんなものを作っていたら、一家飢え死になってしまうのでは、と心配になるが、時間をやりくりして作ったのでしょうね。

文化は食べ物の貯えに余裕が出来て来て、はじめて生まれてくる。

現代でも、南アフリカの砂漠やニューギニアの高地に住んでいる人などは狩猟採集で毎日を過ごし、あまり文化は発達していない。

縄文時代はこのような土偶以外でも、かなり凝ったつくりの土器があったのが分かった。

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ちょっと切りが無いくらいすばらしい土器があり、写真もたくさん撮ってきたが、多すぎて紹介しきれない。

いずれにしても、単純な縄文模様だけの土器よりも、凝ったデザインのものの方が多いくらいに並べてあった。

しかも、かなり地理的に離れたところで、まったく同じつくりの凝った土器が見つかっているそうだ。

しかし、「縄文時代なんて、ふん!」  なんて馬鹿にしていた自分が恥ずかしくなる、今回の旅だった。
縄文時代から芸術家が居たのですね。しかも素晴らしい人たちが・・・いや~面白かったですよ。

ついでにネットでむかし習ったことの確認をしようとして、ググっていたら、こんな記述があった。

「10年ぶりに小6教科書に縄文時代が復活」っていうネットのニュースを見て、あたしはぶっ飛んだ。どんなことなのかって言うと、「ゆとり教育」による1998年の「学習指導要領改訂」で、小学6年生の歴史の授業では、「旧石器時代と縄文時代は教える必要はない。日本の歴史は弥生時代から教えればいい」ってことになって、それ以来、教科書からも「旧石器時代」と「縄文時代」が削除されて、「弥生時代」からのことしか教えてなかったって言うのだ。それが、2008年の「学習指導要領改訂」では、「ゆとり教育」が見直されて従来の授業時間に戻ったことから、また「旧石器時代」と「縄文時代」が復活することになったそうだ。

縄文時代を教えない時期があったのですね!! 驚きです。こんな素晴らしい人たちがいた時代のことはしっかり教えてください。

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この記事へのコメント

かめむし
2015年07月27日 06:15
いやいや、生きるなら縄文時代、と言っている方が少なからずいます。私もその一人(笑)その時代って、今みたいじゃなく、全員が芸術家だったのではないかな。人はもともと持っている素晴らしい感性を、何かと引き換えに無くして行ったのでは。。なんて。それにしても素晴らしい作品の数々です!
玉虫
2015年07月27日 09:07
そうですね。みんなうちに秘めた才能をどこかに隠し持っているはずです。それに早く気がついた人が芸術家などになってゆくのでしょうね。自然の中で自然と共に生きていた縄文人は知恵のかたまりみたいな人たちだったのではないでしょうか?

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