昆虫百面相 連載開始

今年は、肩の怪我などで冬からまったくフィールドに出ることが出来ず、昆虫写真がとれないので悶悶とした日々を送っている。右腕の固定具は取れ、動けるようになったが、重いものは持てず、ストロボを付けた、キヤノンの重いカメラとレンズの接写装置は、まだとても無理です。

やはり、昆虫と毎日目を合わせ、シャッターを押していることが、自分にとって大きな喜びであり、生き甲斐でもあったのだと、今更ながら身にしみて分かった。

病院や治療のつまらない話よりも虫の話が読みたいという人も多いと思いますので、これから、読売新聞の夕刊科学欄で一年間連載した原稿と写真を載せてみます。

読売新聞を取っていない人もいるでしょうし、取っていても、夕刊の地味な科学欄の隅に載っていた連載を見落としていた人もいると思いますので・・・

読売新聞を取って、毎週、しっかり見ていましたと言う人は、思い出しながら再度見てください。

読売新聞の「昆虫百面相」は、2010年4月1日の第1週木曜日から連載が始まりました。一年間の連載です。

もう五年前になるんですね。そうそう、最後の3回分は2011年3月11日に東北大震災が起こり、地震特集で、新聞のスペースがなくなったため載りませんでした。


第一回目は「アカハネナガウンカ」、写真は顔のアップと、顔だけではどんな虫か分からないというので全身が見える写真の2点が必要でした。

顔のアップは撮ったのだが、全身像を撮っていないということで落ちた候補もたくさんいました。また新聞のスペースは限られているので、多すぎる文字はばっさり削除されました。タイトルは読売新聞の担当者が考えてくれました。


それでははじまります。



画像



極小のジャビット?(タイトル)・・・ジャビットって巨人のキャラクターです。

「アカハネナガウンカ」

  【体長】4ミリ内外
  【分布】本州・四国・九州

 この写真を撮った後、家でパソコンに取り込み、画面に大きく伸ばしたら、なんと、この虫が寄り目なのを発見、正直、ほんとうに驚いた。

 デジカメの小さい画像モニターでは、このへんは判別できない。肉眼でこの虫をみても、せいぜい眼の位置がどこか分かる程度の小さな虫なのである。

 この虫は、ウンカ・ヨコバイの仲間で、体全体が赤く、羽が長いという特徴そのままが、名前になった。ススキの葉などに多く見られ、植物に口を刺して汁を吸う。

 この寄り目の黒い部分は、偽瞳孔(ぎどうこう)とよばれ、人間などの瞳孔とは、構造的にまったく違うものである。

偽瞳孔は、見る方向に応じて動いて見えるのである。横から見た写真では真ん中に来ている。

 この写真は、一眼レフのデジカメに、5倍まで拡大できるレンズをつけ、超接写で昆虫たちを撮り始めた、最初の頃に撮った写真である。

この写真がきっかけで、すっかり、虫の顔の魅力の虜になってしまった。


全身像
画像

   

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この記事へのコメント

森のきのこ
2015年06月17日 19:11
たまむしさん

今晩は

虫の顔は、人間の顔以上に面白いですね。

先週、ヒラタクワガタを撮っていた時に
足がブルブルと震えれように見えたので恐怖しているのも感じているような気がしました。
玉虫
2015年06月17日 21:38
ほんと、誰かに似ているという顔が多いです。足がブルブルですか、観察眼が鋭いですね。
TG-4面白いですね。重いカメラは無理なので、最近こればかりです。ちょっと堕落しそうです。
また今度ご一緒おねがいします。

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