修学院離宮

4月1~2日京都に行ってきた。修学院離宮と桂離宮の参観許可の抽選が当たったのだ。

義理の兄が申し込んでくれて、当選した。サクラのシーズン、紅葉のシーズンは、けっこう倍率が高くなかなか当たらないそうだ。

御苑のサクラは満開!

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この日は天気もよく、花鑑賞客が大勢いた。花見客というとなにかお酒を飲んでいるイメージがあるが、京都は至る所にサクラがあるが、花見をしている人はほんと数えるほどですね。
東京育ちで花見というとござを敷いて酒を飲むというイメージが強いが、京都はほんとうにサクラ花を鑑賞しているという人がほとんどです。

1日は修学院に3時入場で10分前には入場門に並ばなくてはいけないので、朝早く家を出て新幹線で京都に、荷物をホテルに預けて、修学院にタクシーでいった。

京都は何度も来ているのでたいていの所は行ったが、抽選で入るというのは今回初めて。

修学院は17世紀中頃、後水尾上皇によって造営された離宮で、桂離宮より30年ほど遅く造られた。
いわゆる、当時の天皇の別荘みたいなものである。したがって、今も宮内庁の管理になっていて、入場も許可制なのである。

なんと外国人も数名いる。どうやって申し込んだか?ここに来る外国人はかなりマニアックな人なのでしょうね。

入場も厳しくチェックされ、入場した参観者の群れの最後には警察の人がひとり付いてくる。どこかではぐれて隠れないようにするためだろうか?
夢中で写真を撮っていて、参観者の群れに遅れると、「みなさんに遅れないように」という叱咤が飛んでくる。

あとで分かったのであるが、離宮全体に厳重な金網の塀があり、その上には侵入よけの電気の通っている裸線が張ってある。言い方が悪いが、かなり本気で警戒しているのである。

参観者には道案内と建物などを解説してくれるガイドが一人つく。
そのガイドは案内のベテランでよくしゃべるし、よく知っている。その場その場でピンポイントで解説してくれるので、解説書を読むより理解しやすい。

最初は寿月観で、上中下と分かれている離宮の下離宮にあたる。下から次第にの登ってゆく感じになるので、高さから上中下となようだ。
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ガイドを先頭に狭い道を一列縦隊で進軍する。
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松の並木は背に低い松がほかから見えないように目隠しになっている感じがする。

そして驚いたのは、この修学院の敷地の中に水田や畑がたくさんあるのだ。

これらの水田が田植えが終わり、稲が伸びてきたらそれはきれいだろうなと思わせる水田の段々畑だ。
ここで農作業する人たちはもしかしたら宮内庁の管轄の職員になるのだろうか?

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客殿の霞棚。棚が互い違いに、まるで霞の流れているような造りをしている。

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この絵になんと網がかかっている。この網は後から加えたようで、かわいそうだからという訳で、網にはいろいろなほころびが書いてあり、作家に対する敬意の表れなのだろう。

でも網はない方がいいな。なにか哲学的な深いわけでもあるのだろうか?それとも遊び感覚?

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鱗雲亭は一番高いところにある。登ってゆく道には両側に背の高い生け垣があり、周りはよく見えない。
これも工夫であって、頂上にでて初めて景色が見渡せ、そのけしきの変貌ぶりに驚く。
そう一気に視界が開けたときに見える景色の良さを強く印象づけるためだそうだ。

ここからは、園内全体が見渡せる感じで、池と島がきれいだ。
ここからは月を観賞したのだろう。

何れの建物も質素なつくりで、高貴な方の別荘には思えないが、華美に傲らず、自然に溶け込む茶屋としての造りを大切にしたのだろう。なんとなくほっとする造りだ。

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千歳橋が池のポイントになっている。ちょっと中国風で今まで見てきた建造物からすると違和感がある。
しかし、この池だけみると、それなりにしっくり来る気もする。

サクラの木もあるにはあったが少ない。むしろモミジがたくさんあり、紅葉シーズンはまたきれいなのだろうと思わせる。

80分くらいだろうか、いろいろな建物、景色を見て満足した。

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この記事へのコメント

かめむし
2013年04月08日 17:37
御苑の桜、美しいですね~
天道虫
2013年04月09日 08:54
かめむしさん
御苑にはシダレザクラが一杯あって、サクラの名所でもあります。以前いやと言うほど撮ったことがあるので、今回はすうカットしか撮りませんでした。ちょうど満開できれいでしたよ。

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