春の野の花

自然がなくなってきて、野の花もなかなか見られなくなってきた。ここ野川公園には、いろいろな野草が保護され、ロープが張られているが、ロープの近くに咲いているので、撮影しやすい。

いかにも人間にこびるがごとき、きらびやかな色や姿に改良された園芸品種に比べて、野の花は素朴、しとやかである。

それはスッピンの美人とも思える姿で、彼らは人間にこびる必要はまったくないからである。かれらにとっての花は、子孫を残すための道具であり、花粉を媒介してくれる、昆虫(ハチが多い)にさえ気がついてもらえればいいのである。

人間にこびる必要はなんらないのである。

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カタクリは里山の雑木林特有の野草で、ギフチョウなど限られた昆虫に見つけてもらうために咲いている。

下向きに咲くのは、蜜が雨に流されないように、さらには、ギフチョウが止まりやすいようにできているのではと考えてしまう。

うつむき加減のピンクの花はときには大群生をなすが、今そのようなところが残っているのは、ごくごくまれでである。

こんな花の群落が、かっては日本の至る所の雑木林にあったと思うと、その短期間の環境変化にやはり驚きを抑えることはできない。

片栗粉はこの花の根から取った澱粉であるが、その名を残すほど、たくさん採れたことを意味している。現在はジャガイモの澱粉であることがさびしい。

東北にはまだ群落が多く、東北の温泉でカタクリのおひたしを食べたことがある。甘くてとてもおいしかった。

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サクラソウも東京には至る所にはえていたそうである。可憐な美しさは、人の目を引き、園芸種としてつぎつぎと改良されていった。

売っているサクラソウはなんでこんなに花をつけなくてはいけないの!と思うくらい、ごてごてに花をつける。

野草のサクラソウの清楚で素朴な美しさは、ゴージャスな衣装で身をかため、顔を塗りたくった美女よりも、薄化粧の知的なあっさりした服装の女性といった方がいい。
後者の方がず~~~っと美しく感じるのは、私だけでしょうか?

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オドリコソウはフランスの踊り子(バレリーナ)が輪を作って踊っているイメージから名付けられた。フランスとつけたのは私のイメージですが・・・ どうもフレンチカンカンを思い浮かべてしまいます。

ほんとうに、輪を作って花たちが、踊りだすような錯覚におちいるくらい、かわいい衣装をまとった踊り子たちである。

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キランソウは名前の由来がわかっていないそうである。別名「地獄の釜のふた」という恐ろしい名前がついている。
地面にこびりつく苔のように咲いている。

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ジュウニヒトエ(十二単)である。見ての通り、花を幾重にも重ねるように咲くためにつけられた名で、花の形はキランソウに似ている。

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イカリソウは花に4つの長い突起があり、これが船の碇に似ているので、つけられた名前である。

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センボンヤリである。この花からは想像できないが、秋に出てくる花が非常に長くのび、先端が槍先のような形をしていて、群落になると、それがたくさんの槍を並べたように見えることから来ている。
言われないとわからない地味な花である。

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シロバナタンポポこれは前に松戸の大学で話をしたときにも使ったタンポポで、れっきとしたタンポポの種類である。 タンポポは黄色いものと思っている人には、信じられないタンポポである。逆に九州では圧倒的にシロバナタンポポが多いところもあり、そこの人はタンポポが黄色いなんて信じられないといっている。

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チゴユリ(稚児百合)である。かわいい花からきている名前でしょう。レッキトした百合の仲間である。

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ニリンソウで、一つの茎から2輪の花を咲かせる。よく観察すると、3輪咲かせているものもあった。これの新芽をゆでて食べるとおいしいといわれる。

ところが、このニリンソウは、猛毒のトリカブトの新芽にそっくりで、よく、間違ってトリカブトの新芽を食べて中毒を起こす人が多い。

私も昔、この二輪草を湯がいて食べたことがあるが、あまりおいしいと思わなかった。
渓流沿いなどに多く、群落はとても大きくなる。

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イチリンソウである。2輪草に対して、1つの茎に1輪しか咲かない。この花はニリンソウに比べて、かなり大きい。 イチゲソウという別名もある。

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ヒトリシズカである。これもフタリシズカという種類がある。
ヒトリシズカ(一人静)は静御前を思わせる清楚な花で、1輪しかつけないため、一人静と名付けられた。

花は一人静であるが、だいたい固まって咲いているので、みんなで集まって静かでいられるなのかな?
けっこう姦しそうな感じである。女3人よればといいますが、3人どころではありませんぞ!耳をすませば、ざわざわしているかも?

それは置いておいて、この花はかわいい花で、私の好きな野の花の一つに入っている。

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ヤマブキソウである。ヤマブキそっくりの花をつけるのでつけられた。木の山吹の花は5弁の花であるが、これは4弁の花である。

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ホタルカズラである。小さい花で、目立ちにくいが、よく見るとかわいい花である。

まだいろいろありますが、今回はこのくらいで、あまり写真が多いと重くなって、表示が遅くなりますね。

この公園には、中高年の女性野草愛好家がたくさんいて、かなり詳しい人が多いのに驚いた。実物をみながら、写真をうちでPCをみながら、図鑑で名前を確認しましたので間違いはないと思います。

どちらかというと、植物の名前は苦手で、動物と昆虫の名前でメモリーをほとんど使ってしまったので、植物の名前が頭に入りにくくなっているみたいである。

無理に覚えようとすると「メモリーが足りません!」ってでてくるように思える。

脳にも、外付けHHDがあるといいな~。

これから、忙しくなりそうです。専門学校の授業も始まります。東京都の農業研修も応募して通りました。まんゆう会、写真仲間の撮影会もあるし、ブログもあまりやっていられなくなりそうです。

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