テレビチャンピオン奮闘記(8) 「テレビ局での録画」

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テレビ東京での録画は 9月15日に行われました。
午前中が私の収録、午後は、同時進行で行われているほかのテーマのテレビチャンピオンの収録でした。

田中義剛さんと松本明子さんは同じで、1日で2週間分を、午前と午後でゲストを変えて、効率よく収録するためです。

テロの警戒が叫ばれ、テレビ局に入る人は事前の届け出が必要であり、いろいろ手続きが面倒で、あまり私以外のゲストは望まれていない感じでした。

かみさんと彼女の友人もぜひ行きたいというので申告しました。
当日テレビ局に着いたときに、その玄関で記念撮影をしようとしたら、玄関にいた3人のガードマンのうち、一人がすっ飛んできて、「撮影は禁止です」といわれ制止されてしまいました。

テロの警戒とかで神経質になっていたのか、いつもそうなのか、初めてテレビ局スタジオに行ったのでわかりませんが、驚いて撮影を中止しました。

でも、すでに3枚撮ってしまったので知らん顔していました。さすがに、撮影済みを削除せよとまでは言われなかったですが。

玄関で待っていると、この番組を請け負っていて、全てを撮影した、プロダクションの零クリエイトの常務(一緒に幽霊の話をした人)がきて、その人と一緒にテレビ局に入ることができました。

そして、3階にある控え室に通され、ここで待つようにといわれました。
驚いたことに、この部屋からトイレなどにゆく廊下は、田中さんや松本さんには絶対出会わないようになっているのだそうです。

どうして?と聞いたら、二人には放映するために編集したビデオを見せながら、スタジオで自由にしゃべってもらうことになっているのだそうです。

もし、私が廊下などで、彼らに出会って顔を知られてしまったら、チャンピオンになった人が事前にわかってしまい、コメントが面白くなくなる可能性があるから、絶対にスタジオ内では出会わないように細心の注意をしているとのことです。

スタジオ入りして、田中さんたちが来る前に、リハーサルが行われました。

ここに立って、「チャンピオンの登場です」と声がかかったら、田中さんたちのいる、向こうに歩いていってください。そして、このへんに立って話してください。

そして、話が終わったら、後ろの岩山のようなところに登り、岩を持ち上げて、一言いってくださいということです。
この岩は発泡スチロールでできているし、天井からワイヤーでつるされていて、全く重さを感じませんでした。

その後、このわけのわからない岩を持ち上げることはやらなくなったみたいです。

この岩を持ち上げるときに、蒸気が噴き出しますので、ちょっと慣れておいてくださいといったあと、ものすごい音とともに、蒸気が吹き上がりました。

正直飛び上がらんばかりに驚きました。私はなぜか大きい音に弱くて、異常にびっくりして、大声を出してしまったりする傾向がつよいのです。

この音に慣れるための予行演習でもありました。この予行演習をしなかったら、本番で驚いてとびあがり、岩を放り投げてしまったと思われます。

こうして、簡単なリハーサルは終わり、控え室に戻りました。
その後、私たちがしばらく休んでいる間に、田中さんたちがスタジオに入り、ビデオを見ながらコメントしていくというスタジオ撮影の本番が、スタートしました。

もう、廊下などで鉢合わせする心配はありませんので、ここで、われわれにもお呼びがかかり、スタジオの隣のロビーのようなところで編集したビデオをスタジオと同時進行で見ることになりました。

実際、編集された放映用のビデオを見るのは初めてで、いろいろカットされたり、編集されているのに驚きながら見入ってしまいました。

そして、自分がおもしろおかしくやっている姿を初めて見て、我ながらなんか、恥ずかしいやら、おかしやらで、複雑な気持ちで笑いながら、見てました。

サブディレクターが編集したとのことですが、私は、とにかくお笑い系のキャラクターで、まとめられていました。編集ひとつで、ずいぶん人物像が、変わってしまうものだなという驚きもありました。

そして、スタジオ収録の本番が終盤に近づいたところで、私は別室に呼ばれ、テレビ東京の若い女性ディレクターから「天道虫さんにとって動物とは?」と聞かれたときどう答えるかなどの打ち合わせをしました。

最後に岩を持ち上げて雄叫びを上げるのはどうか?と提案したのですが、あまり前例はないけどいいでしょうということになりました。こんなことを考えるバカはいないでしょうけれども、なんかやってみたくなってしまったのです。

「天道虫さんは、動物の鳴き真似が上手と聞いているので、ぜひやってください」ということがこの打ち合わせで決まりました。

そして、いよいよチャンピオン登場ということになり、スタジオに出ていきました。

別室に呼ばれたときは、いよいよか!とちょっと“どきどき”してきました。でも、スタジオに出て行ってからは、不思議とどきどきは治まってしまい、意外とあがらず、平常心で有名な芸能人と接することができたのは、自分でも驚きでした。

ゲストは浅香唯という女優です。私はよく知らなかったのですが、スケバン刑事とかで有名だそうです。小柄でかわいい感じの人でした。

浅香さんを始め、松本さん、田中さんもみんなテレビで見るより、ずいぶん小さいので、さらに驚きました。田中さんはもっと大男かと思っていましたが、松本さんがずいぶん小さいので、そう見えたのですね。

浅香さんにも声をかけたりしてわずかですが話したのですが、そのへんは放映ではカットされていました。

また動物の物まねで、チンパンジーやゴリラの他に、猫の鳴き真似などをやって、田中さんから、まるで江戸屋猫八みたいですねなどいわれたりしたのですが、そのへんは最終的に全てカットされていました。残ったのは、チンパンジーとゴリラでした。

わしゃ類人猿か! でもけっこう、楽しんで物まねしていましたね。おだてられると、調子に乗ってしまう性格が丸出しでした。(笑)

これも、驚いたのですが、スタジオには40人くらいの、平均年齢はちょっと高めですが、様々な女性が、ひな壇みたいなところにかたまって座って、こちらを見ていました。

エッ?あの人たちはなんだろう?とはじめスタジオに入ったとき思ったのですが、いわゆる、笑い声や驚きの声などを発し、スタジオの効果音としてやっていたようです。

この方たちはこの番組の専属の人たちなのかもしれません。
すごく場慣れしたかんじがしました。後で聞いたら、そういうアルバイトみたいなのがあるそうです。

無事収録が撮り直しもなく、一発で終了し、ゲストたちもスタジオから出てゆきました。

そこで、スタッフの人が、チャンピオンが芸能人と並んで立つところで、記念撮影をしても良いというので、かみさんたちと一緒に何枚か撮らしてもらいました。

かみさんたちも本番中、スタジオの隅で見ていて良いといわれ、スタジオに入っていたのです。

スタジオでの記念撮影の間に、競技の間ずっとつけていたぜっけんに、今日のゲストや田中さんたちがサインしてくれるというので、はずして係の人に渡しました。本番中はずっとつけていたのです。

そして、さっきのビデオを見ていたロビーに戻り、12チャンネンルのプロデューサーや零クリエイトのスタッフのひとたちと、ご苦労様ということで、しばらく話をしました。

そして、そこにサインの終わったぜっけんが届き、帰途につきました。なにか、この1か月の間、撮影や勉強に時間を割かれ、落ち着かなかったのが、今やっと終わったと言う感じで、なんかほっとしました。

局の人が、視聴率がよかったら(10%越えたら)ぜひ、このシリーズを続けたいというようなことを言っていました。

なんと、「おもしろ動物王」のテーマは、テレビチャンピオンを17年も続けていて、初めてのテーマなのだそうです。

ですから、私はなんと「おもしろ動物王の初代チャンピオン」ということです。でも動物相手の撮影は大変なことがわかり、今後続くかどうかわかりませんね。

また、放映の10月21日は日本シリーズと完全にバッティングしてしまい、視聴率はあまりよくなかったのではないかと思います。

また、当初 10月7日が放映日だったのですが、21日に変更になってしまいました。これは7日に4チャンネルの「志村の動物園」の特番で7時から2時間の番組になり、動物ものが完全にダブり、向こうは特番なので、かなり視聴者が流れるであろうということで、急遽、変更になったそうです。

このため、親戚や会社の人などに放映日が変更になったことを伝えねばならず、たいへんでしたよ。

こうして、ひょんなことから、初代「おもしろ動物王」になってしまったのです。

続く。

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